自分が退職した理由 その2/4

自分が退職した理由と経緯を、
会社に入社してから順を追って紹介していこうと思います。
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担当プロジェクトへの配属。

システム開発部のとあるプロジェクトに配属されて、およそ1年。

はじめは目の前の仕事を片付けることに精一杯でしたが、
ここまで来るとなんとなく余裕が出てきて、
自分の立ち位置を俯瞰できるようになります。

この1年の間の平均残業時間は、およそ95時間

もう仕事だけであっぷあっぷ。
かろうじてある休日も、ひたすら寝るだけで終わってしまいます。
しかも、夢の中でさえプログラムのバグの修正方法を考える始末。

(バグ取り⇒デグレ発生⇒バグ取り⇒既存バグ発現⇒バグ取り⇒デグレ発生⇒・・・)
無限ループって怖いですね!

よく言う、社畜状態です。

最初は誰でもそうかもしれませんが、まあ仕事が終わらない。

終わらない仕事。帰れない職場。

当時のプロジェクトはNTT系既存システムの大規模更改。
その中で人手が足りなかったらしく、
専門学校で基礎的なIT知識を身に着けていた自分は、
今思えば「それ新入社員にやらせて大丈夫なのか?」と思うような仕事を任せられました。
(仕様もまだ良く理解しきれていないシステムの外部・内部設計書の修正。そのコーディング。試験項目表の作成。etc・・・)

その結果、すんなり仕事が進むことなく、
日々残業をしないと各工程の納期まで間に合わない。

終電の時間だから帰る。
自宅に戻ると日付が変わっている。
休日出勤当たり前。

そんな日常が続いていました。

サービス残業は基本中の基本。仕事終わるまで帰るな。

もちろん、残業代が満額でるなんてことは決してありません。
しかもちょっとしんどくて、上司に
「今日はもう上がっていいですか?」なんて聞いても、
「え?仕事終わってんの?」と聞き返されるだけ・・・。

求人票には【完全週休2日制】なんて書かれていましたが、
金曜、上司に
「明日は休みですよね?」なんて聞いても、
「え?仕事終わってんの?」と聞き返されるだけ・・・。

なるほど!これが巷で大人気のブラック企業というやつか!
ってな感じで、同期の仲間達と酒の肴にしていました。

最初はこれらも、
「ただ自分の能力が足りないだけ」
「これから仕事を覚えていけば、おのずと残業時間も減って、残業代もすんなり出るようになるさ」
と、楽観的に捉えていました。

しかし、それからおよそ3年半。

途中でプロジェクト異動などのイベントはあったにせよ、

決して状況が改善することは無かったのです。
⇒続く

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