退職する前の年収と、20代システムエンジニアの平均年収を比較してみた

システムエンジニアの年収の画像

私は26歳(入社4年目)の時に、システムエンジニアの職を辞したのですが、
退職する前の現状把握として、
自分の年収と、世間一般のシステムエンジニアの年収、
およびその他の職の年収を比較しました。

現状の自分の立ち位置を把握することはものすんごく重要な事です。
退職するにしても、転職するにしても、それ以外の道に進むにしても。

もしかすると、貴方は知らず知らずのうちに大損しているかもしれないのですから。
(あれ!?私の年収・・・ry)

ほんとこの世の中、
知らない人はバカを見ますよ。。。

それでは、その内容をまとめていこうと思います。

システムエンジニアの年収の画像

退職前の自分の月収(一部月抜粋)

支給項目名 支給額
基本給(基礎給+役割給) ¥216,900
時間外手当(40h)※ ¥98,655
住宅手当 ¥10,000
月支給額合計 ¥325,555

※プロジェクトによって付けれる残業時間はマチマチでしたが、私の場合だと大体40hが平均でした。(36協定云々という建前の元。。。)あと、この例の時間外手当の内約には「深夜割増賃金」が多少含まれています。

そして勿論、ここから税金やらよくわからない共済金やらが引かれていきます。。。

退職前の自分の年収(退職年の源泉徴収票より)

給与所得 支給額
支給金額 ¥4,487,754

簡単な内約としては、「月給×12ヶ月分+ボーナス(約5.0ヶ月分)」となります。

さて、貴方は私の年収より勝っているでしょうか?
それとも、負けているでしょうか?

そんなことは些細な事です。

システムエンジニアの平均年収を調べる前でも、
私は給与にあまり不満はありませんでした。

それでは次に、システムエンジニア業界の平均年収を比較していきます。

20代システムエンジニア職と全職種平均年収

職種【対象年齢】 年収平均額
SE・プログラマ【20代】 365万円
全職種平均【20代】 359万円

【世代別年収分布】
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<情報引用元:転職サイト「DODA」

この情報は大手転職サイトに登録されている情報をもとに集計したものですので、信ぴょう性は高いと思われます。

これらのシステムエンジニアの年収情報から分かる通り、
私は結構高額な部類の給料を貰っていたということにこの時初めて気付きました。

さすがは腐っても一部上場企業といったところでしょうか。
(1/3以上は残業代ですけど。。。)

しかし、全職種20代平均年収が359万て・・・。
そりゃあ若くして、結婚して子育てなんて出来んわけだよ。。。

転職すれば、年収は上がる?

貴方の年収は上の情報と比較してどうだったでしょうか?

「年収こんなに貰ってねぇよ!」という方、
絶対に転職することをお勧めします。

私も転職情報サイトに登録しまくって知ったことですが、
システムエンジニア職・プログラマ職は現在、
極めて深刻な人手不足の状況にあります。

いわゆる、完全な「売り手市場」なのです。

職種別の求人倍率_推移

職種別の求人倍率_推移

無料転職サイトで「システムエンジニア」や、「プログラマ」で登録してみてください。

もうそれは鬼のようにオファーが来ます。

そしてそのオファーが提示する年収額が、驚きの額なのです。

自分の場合だと、オファーの最高年収額で「650万円」なんてものもありました。

そして、高額オファーを送ってくる会社の傾向を分析すると。
圧倒的に中小企業やベンチャーが多いのです。

これは自分の経験上からでも納得のいく結果でした。

何故かと言うと、
現在システムエンジニア業界では大きな構造改革が起こっています。

これまで大手SIerを使うことで巨額な人件費(コスト)がかかっていた仕事が、
実際のノウハウや高い技術力を持つ中小企業やベンチャーに集まってきているのです。

簡単に説明すると、
大企業は管理職(課長や部長)の給与を現場社員に稼がせなくてはいけないため、
結果的に人件費(コスト)が中小企業やベンチャーよりも多くかかってしまいます。

自分がかつて参画したプロジェクトでも、
元請け会社の単価が孫受け会社の単価より2倍位高いなんてことがありました。
(しかし、現場社員の給料はあまり変わらない。)

海外や、国内での競争が激化する中、
システムの発注元は長年のICTコスト削減の構造改革の中で、
今まで「お得意様」だった大手SIerを切らざるお得ない状況になっているのです。

それに拍車をかける、「ICT人材の人手不足」。

これが、一連の高額オファーの理由となります。

どの転職サイトに登録すればいいのか?

今まで思いもしなかった人もいるかもしれませんが、
大手転職サイトがこぞってCMをバンバン打ち出しているのも、
この「売り手市場」が転職サイトにとってまたとない稼ぎ時だからです。

だからバンバン広告を投入し、転職登録者を獲得しようと躍起になっています。

大手転職サイトでの有名所と言えば、

リクナビやマイナビの就活用サイトは、
就職活動の時にお世話になっている人も多いでしょうし、
もうほどんどの人がこの転職サイトにも登録しているのではないでしょうか?

まだ登録していない人は、早めに登録しておいたほうがいいです。

しかし私は、これらの大手転職サイトの求人はあまりおすすめしません。

確かに大手サイトの掲載企業数はずば抜けているでしょう。
「大手企業」ですから。

ですが、先ほどの話を思い出して下さい。

「大手企業」には問題がありました。

そう、「大手企業」は収益源に対して、
中間管理コストが無駄にかかっているのです。

これは何も、ICT業界だけに言えることではありません。

つまり、高額オファーを出して人材を獲得したい中小企業やベンチャーは、
同じく、中小企業やベンチャーの転職サイトを利用しようとするのです!
(とは言っても、優良なオファーの殆どはベンチャー企業の転職サイトにあります。)

答えを言ってしまいましたが、
「どの転職サイトに登録したらいいのか?」
という問の答えは、
今勢いのある、「昔は見なかったのに、最近やたら電車の中やWEB広告が目につく転職サイト」です。

その中で私が実際に、驚くほどの年収を提示されたオファーが届いたサイトが、

・・・本当はあまりこれは広めたくないのですが、
(競争率が上がってしまうので。。。)

勢いで言ってしまうと、ここに⇒人工知能を利用した転職サイトなります。

もちろん、登録は無料です。

上記のサイトは独自開発した人工知能を使って、
自分の登録した情報をもとに求人情報を選び出すシステムを構築しています。

既に16万人のユーザーと3,700社の企業が利用している20代~30代向けの転職サイトです。

専用のスマホアプリもあり、何よりデザインが未来的で、
情報を入力する際や、求人情報を閲覧する際にとても見やすく、効率的に転職作業が行えます。

私はもう転職活動はしていないので、上記以外にもまだ私の知らないようなベンチャー転職サイトがゴロゴロあるかもしれません。

重要なのは、比較することです。

最近は大手転職サイトにはない案件が、ベンチャー転職サイトにゴロゴロ流れていっている雰囲気があります。

それを確認するためにも、
私がおすすめする転職サイトに登録するよりも先に、
まずは大手転職サイトに登録すべきです。

そして、大手転職サイトに登録した後、
この転職サイトの求人情報と比較してみてください。

違いがはっきりと分かると思います。

そうやって、一つでも多くの転職サイトに登録して比較していくことで、
「売り手として優位に立てる」のはもちろん、
同じ職種でも、より良い待遇に巡りあうことが出来ます。

ほとんどの人が知らないような優良な情報が手に入るのです。

PS.
最後に、ここで気をつけて欲しいことが一つ。

転職サイトに登録するメールアドレスは、必ずそれ専用のフリーアドレスを取得して下さい。

本当に鬼のようにオファーが来ますので。。。

私の場合だと、1日に100通のオファーとか普通でした。
この中から探すのにも一苦労ですが、適当にメールを開くだけでも、結構掘り出しオファーが見つかったりもします。