退職前にも行えるハローワークでの手続き

ハローワークというと、
「退職した後に行く」というイメージが強いのではないでしょうか?

実は、ハローワークは在職中でも利用することができます。

私も、退職するより前にハローワークで予め手続きを進めていました。

ここでは、退職前にも行えるハローワークでの手続きをご紹介します。

退職前に求職申込み手続きを行う

退職前でも、退職後でも、
ハローワークでまず最初に行うことは「求職申込み手続き」です。

勘違いされる方が多いようですが、これは退職前でも手続きが可能です。
例え退職が決定していなくても行えます。

「ハローワークで求職申込みしたら、会社にバレるのでは?」
と、ご心配される方もいらっしゃるかもしれませんが、
そんなことはありません。

ハローワークの職員には守秘義務があるからです。

ですので、何も心配せずに手続きは行うことが出来ます。

ハローワークでの求職申込みに必要なものは?

  • 身分証明証

これだけです。

運転免許証さえあれば、手続き自体は行えます。
運転免許証でなく、健康保険証などでも問題はありません。

求職申込み手続きの流れ

この求職申込み手続きは求職申込書を作ることから始まります。
記入する項目は

  1. 名前、住所、電話番号などの基本的なデータ
  2. 職種や収入の希望、休日の希望、あるいはそれ以外の条件や職業形態
  3. 今までの職務経歴

など、求職に必要な一般的なものです。

これを指定された窓口に提出すると、
担当員より簡単な質疑応答があります。

基本的には正直に答えましょう。
この段階では、何も自分に不利になることはありません。

求職申込書が受理されると、「ハローワークカード」が発行されます。

この「ハローワークカード」に記載されている情報が、
ハローワークで行う手続きを一意に特定する情報となります。

いわゆる、ハローワークの会員カードです。

今後ハローワークで手続きを行う際には、
この「ハローワークカード」を必ず持参しましょう。

ここまでで、求職申込み手続きは完了です。

今後「ハローワークカード」を提示すれば、
専用のパソコンを使った求人情報を検索することもできますし、
退職や転職に関する相談や、
雇用保険制度についての詳細な説明を受ける事もできます。

「雇用保険制度についての詳細な説明」は、
いづれ必ず聞かなければいけないことなので、
早めに聞いておくことをお勧めします。
(これが結構時間がかかるので。。。)

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